2021-05-12 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号
ペルシャ湾からVLCC、満船のタンカーで、原油を満載したタンカーで走ってきて、ちょうど私、船長と一緒に夜八時頃ワッチ立ったんですけれども、ちょうど右に曲がるところのポジションだったんですね。私、右から船来ないと言って、船長がそのまま右にかじ切ったんですけど、切ったらすぐ真後ろにコンテナ船がいたんですね、真っすぐ走ってくるんです。
ペルシャ湾からVLCC、満船のタンカーで、原油を満載したタンカーで走ってきて、ちょうど私、船長と一緒に夜八時頃ワッチ立ったんですけれども、ちょうど右に曲がるところのポジションだったんですね。私、右から船来ないと言って、船長がそのまま右にかじ切ったんですけど、切ったらすぐ真後ろにコンテナ船がいたんですね、真っすぐ走ってくるんです。
それでいて、その特定タンカーというか、タンカーの世界は、VLCCの世界は、いわゆるイラン産原油だけでは商売にならないので、ほかのところのも積んでいくという世界が当然あるわけです。
それで、また話が前に戻るわけでございますが、少なくとも新造船のVLCC、二十五万トンタンカーというものを一体幾らかと見ると、大体相場は百億前後、百億円前後。それで、保険料は二億から三億と一般の方は見られているわけでありますけれども、その保険料だけでもかつて湾岸戦争のときは五十倍も値上がりした、五十倍。
ですから、これまでの輸送需要の増加に加えて、今後のモーダルシフトでさらに輸送量の急増が想定されるわけですけれども、新造船への代替だとか省エネ設備の採用、新世代VLCC、LNGなどの高効率化などで数値目標を達成できるものなのかどうなのか。私は、やはり総量の規制が必要ではなかろうかというふうに考えますけれども、国土交通省はどのようにお考えでしょうか。
VLCCで見ますと、九九年末現在で、船齢が二十年以上のタンカーは約百六十隻で、世界の全VLCCの三八%に達しておりまして、九七年のスクラップ隻数は八隻、九八年が十五隻、九九年になりますと何と三十六隻と、年々倍増しております。
それから、日本造船工業会においては、自動化設備投資の促進等による生産の効率化あるいは高度化の推進とあわせまして、新世代のVLCCあるいはLNG船などの効率化、省エネ船型の開発ということによりまして、同じように二〇一〇年までに一〇%の削減を図るということで目標にしております。
最近では、VLCC、大型タンカーが襲われたという報告もたくさん入っております。タンカーの船会社としては、まず自助努力として、例えば船尾部分に照明灯を増強していくとか、あるいは喫水線を少し上げながら航行するとか、そういう対策も講じておるわけでありますが、この問題を放置することはできないと私は思っておるのです。
全然様相が違う話を持ち出して申しわけありませんが、例えば造船関係などでは、二十八万トンぐらいのVLCCがかつては百二十億ぐらいしていたのが今は八十億を切っている。そういうふうに今三〇%以上のコストダウンが可能になってきている。 一般的に言いますと、建設のための資材も我が国においては高い。国際比較しましても高いという評価になります。例えば鉄鋼などについても国際的にはまだ相当割高である。
マラッカ海峡、ロンボク海峡、日本のVLCCが今八百隻も年間航行いたしております。もしもマラッカ、ロンボクでこんな事故が起こったらどうするのか。外務省のお考えをお伺いします。
昨年前半の急激な円高の際には、我が国造船業に対して韓国が競争力において非常に有利でございましたが、現在の為替水準では、船によっていろいろ異なりますが、例えばVLCCと言われている超大型タンカー、こういったものなどの競争力はほぼ互角というふうに見ておりますし、またパナマックス型といっているバルクキァリア、これらの中小型の船舶では日本が有利というふうに考えております。
以降今日まで、VLCC、いわゆる大型タンカー建造用の大規模な設備を中心とする増強が続いておるわけです。むしろ、ことし中には日本の建造設備をしのぐのではないかというふうに言われておりますが、この韓国造船業が我が国造船業に与える影響について私は十分な分析が必要だと思っておりますが、この点についてどのように考えておられるのか。
特に、これからVLCCが需要の大宗になろう、かなり大きな部分になろうかと言われているときに、やはり中型以下の造船所の足を縛ってしまうというのは極めて問題があると私自身考えております。かなり力をつけております。実際、十八万トン、十九万トンぐらいまではもうつくっておるわけですから、それを二十五万トンをつくらしても技術的には何ら問題はないだろうと、私はそう信じております。
○溝手顕正君 御承知のように、皆さん御記憶にあるかと思いますが、メジャーのエクソンが所有しておりますタンカー、エクソン・バルディーズというVLCCがアラスカ沖で座礁して大量の油を出しております。これは事実上アメリカの管理をしているタンカーですね。北洋漁業にも大変な影響が出るんじゃないかと心配をされております。
先ほど、国の検査では平均で十数回というようなことがありましたが、これらは例えば二十八万トンのVLCCを含めてすべての船舶の平均ということでありまして、これは製造中からブロックの検査とかあるいは溶接全体の検査とか、そういったことも含めて詳細な検査を行うためにそれだけの臨検回数が必要だというようなことでありますので、これらの数値の違いによって直ちに安全の検査に手落ちがあるというようなことにはなっておりません
それから、先生御指摘の建造コストでありますが、これは小型になるほどそのアップ率が高くなるということになっておりまして、大体二十五万から二十八万重量トンのVLCCになりますと、従来と比べまして約二割ぐらいのコストアップになるのではないかと思います。
ごく大まかなことを申し上げますと、これらの資機材を合わせまして、二十八万キロリットル程度、大型のタンカーVLCCクラスの全量が流れたとしてそれに対応できる程度の資機材を我が国全体として持っているということになると思います。
その老朽船の解撤などとかがみんな条件になってくるような感じがいたしますけれども、特にVLCCとかULCの建造のし直しといいましょうかというようなことが起こってまいりますと、私は、ここで推計をされたようなグラフにあるようなものよりもさらにもっと需要という観点で言ったら出てくる可能性がある。その需要にこたえられないというときに、これは非常にまた問題が起こってこようと。
現在のVLCCのドック、これは大手造船に一基ずつしかありませんけれども、これで海運業界の需要を満たしていけるのかという不安がやっぱりございます。
○政府委員(戸田邦司君) VLCCの代替期に入って、VLCC用のドックが間に合うかどうかというところにつきましては、これまた海造審での非常に大きな問題点だったわけです。
VLCCの代替につきましても、使用期間の延長、延命工事というような要素もございます。したがいまして、今後いつそういうものが来るかということについてはまだはっきり予想が立てられない状況にございます。しかしながら、需要は徐徐にふえていくという状況になっております。そういう需要見通しというものをはっきり立てまして、これを業界に示すことによって業界の自覚を促してまいりたいというように考えております。
そういう点で、将来的にこれからの造船産業の安定という意味で、しかも適正なる操業度を維持していくということで、無理のない形で今後操業が維持されるという方向から見て、大体どうなんですか、今の需要予測で見ると、九二年以降もVLCCの新しい需要とかなんとか、世界的に海運界が需要は非常に旺盛になってくるのじゃないかという予想もされているわけでありますが、そういう点での需要予測ほどの程度にお持ちですか、もしあられたらその
○間野政府委員 昨年、海運造船合理化審議会の答申のもとになりました需要見通しによりますと、今後需要は非常に激減するわけでありますが、いずれはVLCCの代替需要等によりまして昭和七十年ころにはかなり需要が回復する、その際には特定船舶製造業の建造量は標準貨物船に換算いたしまして四百八十万トン程度は見込めるだろうということでございまして、中長期的に見ましても、現有の六百万トンの能力から比べますと、二〇%は
また、船型としては、VLCCとか大きなのが余り過ぎておりますので、十万トン以上というところに焦点を当てたらいいのかどうか、そんなことの御審議をいただいて決めていくということになると思います。
そういうことで現在、船腹、タンカーをつくる建造意欲というのは非常に衰えておりまして、特にVLCCなんかになりますとリプレース以外にはほとんどつくられていない。VLCC自体が、大体世界のVLCCのうち半分は要らなくなるのではないかというような認識がされているわけでございまして、ただこれらの大量建造が行われましたのが昭和五十年近辺が多うございます。そういたしますと、大体十年を経過いたしてまいります。
これはオイルショックの前は、エネルギーの需要というのはこれから二十一世紀に向けてどんどん増加していく、これには大型のタンカーは最も経済的であるということで、各船会社ないし石油会社が競ってVLCCないしULCC、十万トン、二十万トンクラスの船をつくったわけでございますが、それがちょうど建造されて出てくるというときにオイルショックが起きまして、それからの石油の需要が激減をしたわけでございます。
○新井説明員 ちょっと必ずしも正確じゃない面があるのですが、先ほど申し上げました「一定の」と現在申しておりますのは、たとえばVLCCのタンカーが火災を起こした場合、二つのタンクが燃えた場合を想定しておりまして、VLCCであれば六万トンのタンクの火災について対応できる消火能力、それを「一定の能力」と言っております。
○謝敷政府委員 マンモスタンカーとか、あるいは一時ちょっと使われたジャイアントタンカーとか、最近使われておりますVLCCとかULCC、これはいわゆる俗称でありまして、そのときそのときに一番大きい船のグループについて大きい名前をつけたというのが実態だと思います。
そういたしますと、御承知のように、船型の大きな船、数万トンの船、あるいはVLCCといったような十五、六万トンの船、こういう船につきましては、実は資本費の比重というものが相当大きいわけでございます。したがいまして、船員費の相当の高騰というものの響き方は小型船ほど、資本費の小さい船ほど響きやすい、こういうことがあったと存じます。